Stray Penguin -実録 SV650 ABS ブログ-

メンテ & カスタム

愛用のキーリングのこと [2020/6/6 記述]

ワンレン・ボディコンが花金にお立ち台でジュリ扇を振り回していた頃に、マダムの営むセレクトショップで買ったキーホルダーが、今でも手放せない。たしか5000円くらいだったと思う。金属製のソリッドなボディの外周ぐるりに溝が掘られ、スプリングで戻るレバーをスライドさせると、外したい時に一瞬でキーが分離できる。グローブをしていたって問題ない。だから、マシンのキースイッチ周りはいつもすっきり、キーホルダーで擦り傷が付いたりもしない。メーカーは不明だった。元々は、全体が金色にメッキ処理されていて、真ん中に何か革製のオーナメントが嵌っていた。6個あったリングのひとつはレンタカーを返した時にうっかり外し忘れてバイバイ、今空きになっているリングはじつは輪っかが一部欠損している。しかしそれを除けば堅牢この上なし。25年間ほとんどノントラブルだ。

ふと壊れた時のことが心配になり、同じものが売られていないかネットを探し回ったところ、これはドイツの TROIKA (こっちが日本代理店)というメーカーのものだということが分かった。Amazonで現行品が3564円で手に入った。今回はチェーン無しタイプを選択。色も金色ではなくニッケルシルバーだが、各部の寸法はほとんど変わっておらず、リングピースにも完全な互換性があった。今度も、10サンチーム硬貨を嵌めたかったので、それも別途ネット上の古銭屋で確保しておいた。すでに流通していないこのコインは、トロイカの象嵌部分にサイズがぴったりなのだ。