Stray Penguin -実録 SV650 ABS ブログ-

メンテ & カスタム

シート裏の位置決めピンのこと... [2020/3/24 ODO=ほぼ0km]

Smokin Monkey さんもこのビデオ(04:20〜)で言っているのだが、SV650のシートは開けにくいし閉まりにくい。シートの真ん中辺りを抑えながらシート全体を反らすようにしないと"何か"が引っかかって、どこかにキズが付くんじゃないかといちいち不安になる。いや実際、すでにシートロック付近の塗装はぎたぎただ。その元凶は、シートベース後方に生えている位置決めピンが長過ぎることだと分かった。写真は対処後。元々は、先を丸めた円柱の先っぽにクサビ状の突起を追加したような形をしている。そのクサビ部分をほぼ切り落としてしまったところ、シートの開け閉めが嘘のようにスムーズになった。もしかすると、オプションのイモビアラームのシート開放センサースイッチ押さえかもしれないと疑い、念のためスズキに問い合わせたところ、この時点ではSV650 ABS用のイモビは出ておらず、既存のスズキ純正イモビアラームにもシート開放警告機能はないそうだ。
この瞬間がスズキだね。

…からの〜 シートのガバガバ直し

も〜スズキwww

SV650 ABSのシート、きちんとロックされた状態でもこんなに持ち上がる。臓物が覗いてだらしない、ひじょーにカッコ悪い。これは、ちょっとしたDIYでかなり改善できる。そもそもシートがここまでしか持ち上がらないのは、タンデムベルト裏にあるL字型の金属フックが、シートフレームに生えているステーに引っかかるかからだ。位置決めピンが長いままの状態では、これだけアソビがないとシートの開け閉めができない。しかしもうそんなものは要らなくなったので、もっと早くひっかかるように、ステーの裏側に詰めものをすることができる。最初、強力両面テープでソリッドゴムのブロックを貼ったのだが、ゴムの自重とゴム特有の分泌成分のせいで剥がれやすかったため、その後、ホームセンターで発見したこれに変更した:

  • INOAC CRペレマット 10x100x100mm [PMC-1010]: 218円

発泡クロロプレンゴムをチップ状にしてから固めたもので、軽く、そこそこコシもある。耐候性も備えるという。切り出したブロックのサイズはだいたい23x27x10mm。