訳者は、Linux のドキュメントの翻訳物にありがちな「直訳」は本当の意味での正確な訳ではないと考えました。そのため、多少、元の構文を無視して意訳的な訳し方をした部分もあります。こうすることで、著者の表したかったことが、より正確に伝わるものと信じています。それでも、言語および言語習慣の違いから、どうしても言い表せない、あるいは、言い表そうとすれば日本語とはかけ離れた奇妙で読みにくい文章になってしまう部分もあります。そういった場合には、以下のような補足を織り込むことにしました。
[訳者註: ] または省略して [: ] は、訳者が加えた補足事項で、原文にはありません。
(masquerading) のように ( ) で囲まれた英語句は、その直前の訳語が原文でどう書かれているかを示しています。ネットワークの常識として把握しておくべき語句だったり、設定時やログメッセージなどで実際に出くわす機会があるため英語表記を知っておいたほうがいい場合などに用いています。