このチャプターでは iptables-save プログラムと iptables-restore についてかなり詳しく述べ、その使い方を解説した。これらふたつは iptables パッケージに付属しているプログラムで、長大なルールセットを素早く保存したりそれをまたカーネルに投入したりできる。
次のチャプターでは iptables のルールの書式と、その規則に則ったルールセットを正しく記述する方法について述べる。また、必要に応じて、見本にしてもらえる基本的なコーディングスタイルも紹介していく。