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このサイトは、もともと作者の自分用メモとして書き始めたものです。書いてあることが全て正しいとは限りません。他の文献、オフィシャルなサイトも確認して、自己責任にて利用してください。 |
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パーティション割りの実例
RedHat 7.2 40GB
Partition |
PType |
Mount Point |
Size (MB) |
hda1 |
primary |
/boot |
24 |
hda2 |
primary |
/usr |
10240 |
hda3 |
primary |
/home |
17472 |
hda5 |
logical |
/ |
2048 |
hda6 |
logical |
/var |
7370 |
hda7 |
logical |
/tmp |
850 |
hda8 |
logical |
- <swap> |
160 |
/boot とスワップ領域以外は、パーティションの順序に深い意味はなく、成り行きで良い。
RedHat 7.2 60GB
Partition |
PType |
Mount Point |
Size (MB) |
hda1 |
primary |
/boot |
24 |
hda2 |
primary |
/var |
25000 |
hda3 |
primary |
/home |
18661 |
hda5 |
logical |
/usr |
10237 |
hda6 |
logical |
/ |
2047 |
hda7 |
logical |
/tmp |
1028 |
hda8 |
logical |
- <swap> |
259 |
RedHat 8.0/Win98SE/Win2k トリプルブート 40GB
Partition |
PType |
Mount Point |
Size (MB) |
hda1 |
primary |
- (Win98SE C:) |
2000 |
hda5 |
logical |
- (Win2k D:) |
5000 |
hda6 |
logical |
/boot |
78 |
hda7 |
logical |
- (Win用E:) |
4000 |
hda8 |
logical |
/var |
7000 |
hda9 |
logical |
/ |
5500 |
hda10 |
logical |
/usr |
5000 |
hda11 |
logical |
/home |
10000 |
hda12 |
logical |
- <swap> |
518 |
暇つぶしの実験的トリプルブートインストール。各サイズは記録してないのでいい加減だ。
主ブートローダーには Win2k の NTLoader を利用する目論見。RedHat 8.0 になってからは、インストール時のパーティション割りで
/boot パーティションに 75MB 以上ないとインストーラが文句を言う (Fedoraも同様)。
デュアルブートを通り越しここまでやると、手順はやや複雑:
- RedHat 8.0 のCDでブートしてインストール行程途中の fdisk (diskdruidではない) で予定のパーティションをすべて作る。Win用パーティションの Type
は fat32 (LBA) とし、hda1 をアクティブにして、w で書き込みまでやったら、Ctrl+Alt+Del でインストーラを強制終了。
Linux にとってはパーティションにアクティブフラッグが立っていようとなかろうと関係ない。
註) fdiskモードのない最近の RedHat系インストーラでは diskdruid を使うしかしょうがない。その場合、パッケージの選択まで行い、各パーティションのフォーマットが終わりパッケージのインストールが始まったところで Ctrl+Alt+Del でブチ切る。
- Win98SE のCDでブートし、C: (hda1) に Win98 インストール。
- Win2k のCDでブートして、D: に Win2k インストール。
- 再び RedHat 8.0 のCDで立ち上げてインストール。その際、grub ブートローダは hda6 (/boot パーティションの先頭) へインストール。普通にブートFDも作る。くれぐれも、ハードディスクの
MBR に grub ブートローダをインストールしないように注意!
註) 最近の RedHat や Fedora はカーネルサイズが大きくなり、遂にブートFD作成行程が割愛されてしまったので、次の行程のやり方が変わる。
- ブートFDを使用して正常に RedHat が起動したら、 hda6 の先頭 512 バイトを
dd if=/dev/hda6 of=<例えば linboot.bin> bs=512 count=1
で linboot.bin ファイルとして書き出す。
/dev/hda1 をどこかにマウント(下記は /mnt/tmp にマウントする例)
例: mount -t vfat /dev/hda1 /mnt/tmp
して、linboot.bin をそこのルートディレクトリにコピー。
註) ブートFD の作れないディストリビューションでは、ブートFD で立ち上げる代わりにインストールCD の 1枚目を使ってレスキューモード (boot画面で linux rescue と入力) で立ち上げて dd を実行する。書き出し先には、いずれかの Windowsパーティションか、やりにくければフロッピーを使うといいだろう。
- 再起動すると、放っておけば NTLoader によって Win2k で起動するはずなので、立ち上げて、C:\boot.ini
に以下の要領で、赤で書いた記述を追加する。右辺はブートメニューに表示される名前に過ぎないので、"Fedora Core" でも "Linux"
でも "I hate Windows" でも好きなように書いて良い。ただし何が起こるか見当が付かないので日本語はやめておこう。優先的に Linux が起動するようにしたい場合は、 default= のところを default=C:\linboot.bin と書き換えればいい。
boot.ini 記述例
[boot loader]
timeout=6
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional" /fastdetect
C:\="Microsoft Windows"
C:\linboot.bin="RedHat Linux" <--追加
Fedora Core1 80GB
Partition |
PType |
Mount Point |
Size (MB) |
hda1 |
primary |
/boot |
92 |
hda2 |
primary |
/home |
37617 |
hda3 |
primary |
/var |
24607 |
hda5 |
logical |
/usr |
10077 |
hda6 |
logical |
/ |
2016 |
hda7 |
logical |
/tmp |
2016 |
hda8 |
logical |
- <swap> |
518 |
自分の場合、pop メールユーザー用のメールhome は /home に作るし、Apache で見せるフォルダたちも /home 配下に作って Apache の <alias>
ディレクティブを使って公開するのが好きなので、 /home は大きく。 /var は多くのデーモンやログが使うので余裕を持って。 /usr はほとんどの実行バイナリが入るところなので、この程度。ルートディレクトリ
/ は、 /etc, /lib, /bin,
/sbin など、滅多にサイズの増えないものばかりしか入ってこないので、こんなサイズでも困った経験はない。